■新宿区といきもの分科会
■新宿区といきもの分科会
(新宿区ブログ)
みなさま、こんにちは。
新宿区では、新宿区環境基本条例第23条に基づき、自ら環境に優しい生活〈エコライフ〉を実践するとともに、地域における環境の普及活動を行う者として区長が「新宿区エコライフ推進員」を委嘱しています。
「新宿区エコライフ推進員」は、自ら環境に優しい生活〈エコライフ〉を実践するとともに、地域における環境の普及活動を行う活動を進めています。
当事務所では、SDGsの基礎となる生物圏(Biosphere)=目標6、13~15への貢献をめざし、「新宿区エコライフ推進員」(いきもの分科会)としても活動を行っています。
ここでは、新宿における環境保護の活動について、SDGsの基礎となる生物圏(Biosphere)を構成する動植物を含む「いきもの」に光を当てて、一覧でまとめてみました。
改めて見てみると、新宿は緑豊かで、そこに暮らす人々も心豊かな生き方ができる環境にあることがわかるのではないでしょうか。
「市谷の杜」プロジェクトは、DNPの本社がある東京・市谷地区の再開発の一環として、人工地盤上の有効空地(都市の環境改善や防災に関して有効とされる空地)で「都市における新しい森づくり」を実現するプロジェクトです。
かつてこの地にあった武蔵野の雑木林をイメージした多様性あふれる自然の森をめざして、落葉広葉樹を中心に常緑樹を織り交ぜた関東近県の地域性在来種で構成されています。
専門家による管理に加えて、社員による日常的な観察や維持管理を進めておられることも素晴らしいプロジェクトです。
これからも地域の皆様に愛され続ける都市緑地として、四季折々のさまざまな花が咲き誇り、草木が芽吹き、鳥や虫たちが息づく「市谷の杜」が、成長し続けていってもらいたいと願っています。

2・新宿エコライフまつり ~ゼロカーボンシティ新宿フェス2025~ チラシ
新宿区では2007年から毎年、新宿区立環境学習情報センター「エコギャラリー新宿」(新宿中央公園内)で「新宿エコライフまつり」を開催しています。
最近では、サブテーマ「~ゼロカーボンシティ新宿フェス~」として開催されています。

3・新宿区 神田川生き物実態調査
新宿区では区内を流れる神田川で平成4年にアユの遡上が確認されたことを契機に、神田川水系に生息する生き物の実態を把握するため、平成8年度から「神田川生き物実態調査」を毎年実施しています。
子どもも楽しめる活動で、区長も、調査に参加されています。
アユの遡上する川って、素敵ですね!

4・新宿区 いきものさがし
新宿区では区民参加型モニタリング活動として行う区内のいきものの生態調査を行っています。
具体的には、毎年7月から12月に区内でみつけた生き物の情報を集めて、新宿区いきものさがしニュースレターを発行したり新宿区生き物ガイドブックにまとめています。
朝夕の散歩やランニング、通勤や公園で遊んでいる時等にみつけた生き物情報を集めて報告用紙に書いて12月末までに区のほうに教えてください。
みつけてほしい生き物は、[1]区が指定する生き物と[2]昆虫類(特にチョウの仲間)です。

5・NPO法人新宿環境活動ネット 環境学習コーディネート事業
NPO法人新宿環境活動ネットさんは、2004年からエコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター・区民ギャラリー)の指定管理者としても新宿区の環境事業の一翼を担い、子どもから大人まで参加できる様々な環境教育プログラムを企画・実施されています。
環境学習コーディネート事業としては、「環境学習応援団」プロジェクトとして2001年に学校等の環境学習を地域の側から応援する仕組みを立ち上げて68団体が登録されてるほか、環境イベント「まちの先生見本市!」の開催や「環境学習プログラムガイド」の発行をされています。

6・大久保地区協議会まちの将来像分科会 大久保つつじ挿し芽会
大久保地区協議会・まちの将来像分科会では、大久保つつじの挿し芽会など、大久保つつじの普及活動を地道に続けておられます。差し芽から大事に世話をして3年ほどで大きく育ったつつじの苗木は、地域の公園に植樹もされています。

7・新宿区 緑のカーテンプロジェクト
新宿区では、新宿「みどりのカーテン」プロジェクトとして、区内の家庭や事業所、施設にみどりのカーテンを設置して、植物によるCO2吸収やエネルギー節約によるCO2削減などの効果を高めて、地球温暖化やヒートアイランドの原因となる温室効果ガスの排出量を削減しようとする活動が行われています。親子で楽しめるよう、新宿「みどりのカーテン」ハンドブックの発行やみどりのカーテン育成方法セミナーも行われています。
緑のカーテンの育成で一番大切なことは土作りです。また、苗を植えて本葉が7~8枚になったら必ず摘心をして、子づる、孫づるの成長を促す合図を送ってあげると、葉が茂り実もなり、緑のカーテンとして成長していきます。

新宿区では、野菜のおいしさや魅力について知っていただき、野菜を身近に感じてもらうきっかけとなるよう、野菜の「や」にちなみ毎月8日を「しんじゅく野菜の日」としています。
2018年から毎月8日の「しんじゅく野菜の日」を中心に情報発信を行うとともに、手軽に野菜をとることができる食環境づくりに取り組んでいます。また、2019年から毎年9月の「野菜大好き月間」を中心にベジクックイベントを開催しています。
生活習慣病予防のために1日に必要な野菜の量は、350g(小皿5皿分)ですが、新宿区の調査では「小皿5皿」以上の野菜を食べている方は、約1割しかおられないようです。みなさまも、環境に優しい生活〈エコライフ〉でSDGsに取り組み、野菜を取り入れる食生活で生活習慣病予防に取り組んでみませんか?
当事務所では、SDGs(持続可能な開発目標)の基礎となる生物圏(Biosphere)を構成する動植物を含む「いきもの」に光を当てて、SDGsの推進に取り組んでおります。
2015年9月の国連サミットでSDGsが全会一致で採択されてから10年の節目を迎え、国連は2025年7月14日に全ての加盟国が2030年までに達成するSDGsの進捗状況を評価した年次報告書を発表しました。この報告書では、SDGsの達成に向けた取り組みのうち、ある程度の進展が見られるのは35%にとどまると指摘していて、全ての目標を期限までに達成するには、取り組みを加速する必要があると訴えています。
ご一緒に、2030年に向かって希望の歩みを進めてまいりましょう。
2024年7月3日から2025年7月31日
小林勝哉社会保険労務士事務所 代表
特定社会保険労務士 小林勝哉
(参考)
・新宿区とSDGsと環境と 小林勝哉社会保険労務士事務所 働き方ブログ
・国連 持続可能な開発目標(SDGs)報告2025 (原文)
1)環境に関する地域への普及・啓発活動
新宿区と連携して新宿エコライフまつりなどに出展して、地域へ分科会活動をご紹介しエコライフを考える機会としていただいています。
2)エコライフ推進協議会・分科会活動
年4回程度、エコライフ推進員全体の活動方針を議論するエコライフ推進協議会を開催しています。また、協議会で決定するテーマごとに、より専門的な議論を行う分科会を、月1回程度開催しています。
・都市緑化機構の第43回「緑の都市賞」受賞。社員自らの手で守り育ててきた「市谷の杜」 2024年3月11日
by Discover DNP編集部
・都市における新しい森づくり。「市谷の杜」プロジェクト(2018年12月公開)by Discover DNP編集部
・新宿エコライフまつり ~ゼロカーボンシティ新宿フェス2025~
・新宿区 神田川生き物実態調査
・新宿区 いきものさがし
・大久保地区協議会 まちの将来像分科会 大久保つつじ挿し芽会
・新宿区 野菜大好き月間 ベジクックイベント