■こころの応急処置の5つの基本ステップ

2020年9月4日

(働き方ブログ)

■こころの応急処置の5つの基本ステップ

みなさま、こんにちは。

突き抜けるような青空を見ながら、ステイホームしたり在宅勤務を続けていると、気持ちもしょんぼりしてしまいがちですよね。

そんな時、社員のみなさまお一人お一人でも、簡単にこころの状態をセルフチェックできる方法があります。

「こころの応急処置」マニュアル(メンタルヘルス・ファーストエイド マニュアル)(Mental Health First Aid; MHFA)です。

内容は、主要なメンタルヘルスの問題ごとに症状や原因などの基礎情報をコンパクトに解説し、いざというときの対応を「り・は・あ・さ・る」の5つのステップに分けて伝授しています。

原典はオーストラリアで開発されたMental Health First Aid (MHFA) ですが、原著Betty A Kitchener and Anthony F Jorm (2002): Mental Health First Aid. ORYGEN Research Centre, Melbourne. Australiaをもとに、精神疾患の有病率や、医療制度に関する部分などは日本の現状に合わせ補足されています。

こちらのマニュアルは、メンタルヘスの専門家よりもむしろ、メンタルヘルスの問題をかかえる人にとって身近な存在である、職場の仲間のみなさんが同僚や部下に適切に関わるための、知識とスキルの向上の一助となるのではないでしょうか。

当事務所の代表は、「治療と仕事の両立支援コーディネー」でもあります。

当事務所では、みなさまの職場のかけがえのない社員のみなさまが、いきいきと笑顔で治療と仕事を両立され、これまでにまして職場の団結と総合力が発揮されますよう、治療と仕事の両立に関わる労働安全衛生制度の設計・運用のお手伝いをさせていただいております。

どうぞお気軽にお問合せください。

(お知らせ)
メンタルヘルス・ファーストエイド-ジャパン メンバー一覧

東京都福祉保健局の無料オンラインセミナー
こころといのちの講演会(オンライン開催)
テーマ 「メンタルヘルス・ファーストエイド講習 身近な人のこころの不調に気づいたら?」
概要 今回のテーマ「メンタルヘルス・ファーストエイド」は、メンタルヘルスの問題を抱える人に対して、専門家に相談するまでの間に、側にいる身近な人が行う「こころの応急処置」のプログラムです。本講習では、身近な人の心理的危機への具体的な対応方法について、ロールプレイを交えて実践的に学びます。ふるって受講ください。
日時 2020年10月3日(土曜日)13時30分~16時00分
会場 オンライン会議システム
費用 無料
講師 
齋藤百枝美氏(東京薬科大学薬学部客員教授/元・帝京大学薬学部教授)
講師メッセージ 現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、うつ病や睡眠障害などのメンタルヘルスに問題を抱える若者が増えています。あなたのまわりにも心の危機的状態にある人がいるかもしれません。しかし、どう対応したらよいかわからない方が多いのではないでしょうか。メンタルヘルス・ファーストエイドのアクションプランを学習し、心の危機的状態にある人を適切に支援できる力を養いましょう。

(2020年8月30日投稿)
小林勝哉社会保険労務士事務所 準備室 代表 小林勝哉

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