■創発する職場風土とハラスメント対応への視点
■創発する職場風土とハラスメント対応への視点
(働き方ブログ)
みなさま、こんにちは。
2020年11月8日、アメリカ大統領選挙で副大統領選出を確実にしたカマラ・ハリス上院議員の演説に注目が集まりましたね。
彼女は多くの点で「初めての人」として道を開き、まさに多様性の中の人間主義の勝利を象徴するドラマでもあり、同時に、新たなジェンダーと人種の関係の転換、民主主義の始まりになるかが注目されています。
「民主主義とは、戦い続けていく中にこそある。」ということが、彼女のメッセージでもあります。
彼女の演説は、企業における職場風土を考えるうえでも大切な視点を提供してくれていますね。
それぞれの企業にあっても、目の前の一人の社員の悩みに寄り添い共感する中から、同僚への感謝と尊敬の思いが生まれます。
この感謝と尊敬の思いこそが、企業の発展への創発を生み出す力となります。
また、それぞれの職場にあっても、目の前の一人の社員の法的権利を無視しようとする「これくらいいいだろう。」という無意識の意識を払しょくしていくことが大切になります。
この一人一人への感謝と尊敬の声掛けから、ハラスメントのない生き生きとした職場風土が築かれていきます。
当事務所では、「職場におけるハラスメント関係指針」を踏まえた、創発する職場風土構築とハラスメント対応マニュアルの策定など、具体的な職場環境改善へのお手伝いをさせていただいております。
安心して、ご相談ください。
(2020年11月10日)
小林勝哉社会保険労務士事務所 代表 小林勝哉
(参考:職場におけるハラスメントの防止のために – 厚生労働省)
(参考:2020/11/8、カマラ・ハリス氏の演説から)
「ジョン・ルイス下院議員は亡くなる前に民主主義は決して動かない状況ではなく動くものであると言いました。その意味するところは、アメリカの民主主義は決して保証されていないということです。私たちの意思があってこそ強いものになります。
私たちは守るべきなんです。当然のものとして受け止めてはなりません。民主主義を守るためには、戦い、犠牲を払い、喜びもあります。進展もあります。より良い将来を構築することが可能です。
私たちの民主主義そのものが今回、投票にかけられました。アメリカの魂がかけられていました。」