■東京都DX推進実証実験プロジェクト始まる

2020年12月22日

（働き方ブログ）

みなさま、こんにちは。

コロナの逆風の今だからこそ、社員のみなさまの笑顔溢れる職場作りへ、今の対応、今後の回復期、将来の成長期へと時間軸を決め、ビジョンを持って、オープンイノベーションに取り組むチャンスでもあります。

東京都では「新しい日常」が定着した社会の実現に向け、デジタル・トランスフォーメーション（DX）の普及に向けた「DX推進実証実験プロジェクト」を2020年12月から開始しています。

この事業は、DX分野における革新的な製品・サービス等を有するスタートアップのビジネスモデルの実証を効果的にサポートし、多様な分野でDXの普及による社会変革を目指すもので、中小企業DX領域・社会変革DX領域それぞれ第一期、第二期の2回ずつ、計4回の募集を行っています。

一方で、独立行政法人　労働政策研究・研修機構（JILPT）による最新の雇用維持に関する連続パネル企業調査の結果が公表されました。

企業は雇用維持の努力を続けているが、現在の経営環境が続けば、半年以内に全産業では２割弱、飲食・宿泊業では４割以上の企業が現状の雇用維持は困難となるとの調査結果です。

いうまでもなくこれはかなり深刻な状況で、2021年は春に向けて本格的な雇用調整が進むことが想定されます。

当事務所では、DX推進に向かう企業のIT導入支援を伴う働き方改革のサポートから、中小企業経営の財務基盤を支える雇用調整助成金をはじめとする各種助成金の申請手続きについてもサポートさせていただいております。

現在の経験を未来の希望への糧となるよう、ご一緒に進んでまいりましょう。

（2020年12月22日）

小林勝哉社会保険労務士事務所　代表　小林勝哉

（参考）

　第一期実証実験を募集（2020年12月22日から2021年1月22日）