■テレワークで単身赴任の解消へ

■テレワークで単身赴任の解消へ
(働き方ブログ)

みなさま、こんにちは。
身近な職場のメンバーで、長期間の単身赴任を余儀なくされている方はおられませんか?
私は会社員時代には、単身赴任も経験しましたが、家族の全面的な協力のもとで乗り越えてきました。
この数年で働き方が大きく変化している中で、長期間の単身赴任の解消へ向けてテレワークを活用した新しい働き方の定着に取り組んでいる企業の取り組みを伺く機会がありましたので、ご紹介します。

一般社団法人日本テレワーク協会の年次総会である「JTAアニュアルカンファレンス」が開催され、2日間にわたり参加させていただきました。
日本テレワーク協会は、平成3年の設立以来、テレワークを、広く社会に普及・啓発することにより個人に活力とゆとりをもたらし、企業・地域が活性化できる調和のとれた日本社会の持続的な発展に寄与する活動を推進してきた団体です。


「テレワークNEXT」とのテーマを掲げた同カンファレンスで最も注目したのは、NTT島田社長の講演でした。
NTTグループでは、この3年にわたる取り組みの成果として、単身赴任が2割ほど解消されたことをご報告されていました。
また、ワークライフバランスとの関係でのアンケート結果では、男性は週3日以上テレワーク勤務が続くとモチベーションが低下してくるのに対して、女性は週5日のテレワーク勤務でもモチベーションの低下は見られないという傾向があるとのことで、まだまだ男性の意識はこれまでの経験に基づいて職場でバリバリ仕事をしたいとの意向があるようですね。

私のNTTグループでの会社員時代の同僚も、今は長年にわたる単身赴任が解消されてご家族と仲良く九州の地で東京本社の総務業務を遂行しておられます。
たまにISMSの監査などの実施やミーティングで東京本社に集合する時は、もちろん飛行機出張です。
大切なかけがえのない家族との時間を大切に!との思いで、私もテレワーク専門社労士として新しい働き方の定着へのご支援のお仕事をこれからも頑張っていきたいと実感する2日間でした。

当事務所では、テレワーク専門社労士として、新しい働き方に対応したみなさまの人事制度の運用の見直しなどのご支援をさせていただいております。
ご一緒に、社員の笑顔あふれる職場作りを進めてまいりましょう。

2024年1月12日

小林勝哉社会保険労務士事務所 代表
特定社会保険労務士 小林勝哉

(参考)

【開催報告】日本テレワーク協会 年次総会
延べ500人の来場とのこと。盛況でしたね!
こちらから講演資料ダウンロードも可能です。
令和6年度カンファレンスも期待しています!

NTT「3万人テレワーク」が日本経済に変革ドミノをもたらす

日本テレワーク協会 事業報告