■EUと新宿区

■EUと新宿区
(新宿区地域探訪ブログ)

みなさま、こんにちは。
当事務所のある新宿区の地域社会をよく知っていただけるようにと、近隣地域を探訪するブログシリーズです。

新宿区納戸町にある当事務所の裏手にある新宿区立納戸公園には、史跡 クーデンホーフ光子 居住の地のパネルが設置されています。

初めて西洋の貴族と結婚した日本女性であるクーデンホーフ光子さんのご主人は、オーストリア・ハンガリー帝国代理公使のハインリッヒ・クーデンホーフ=カレルギー伯爵です。

ハインリッヒ・クーデンホーフ=カレルギーと、日本人の奥様の青山みつの次男として、東京に生まれたリヒャルト・クーデンホフ=カレルギー〔栄次郎〕(一八九四~一九七ニ)は、後に作家・政治家となり、現在のEUの元となるヨーロッパ統合思想の先駆けとなったパン・ヨーロッパ運動の提唱者として、「EUの父」と呼ばれています。

初めてヨーロッパ統合案を発表したのは、今からおよそ100年前の1922年のことでした。

そう、EUと新宿区は、とても深い歴史上のつながりがあるのです。
願わくは、精神性においても、お互いに学び合える関係でありたいものですね。

SDGsの目標達成まで折り返し地点にある現在、気候変動への世界の連帯も待ったなしです。
地球の未来を守ることは、「私たち自身の未来」を守ることといえます。

社会保険労務士としてのお仕事は、お一人お一人、かけがえのない素晴らしい人たちとの出会いがあり今があります。
これからも、新宿地域から全国へ、そしてEUへ、世界へと思いを馳せていける社会保険労務士として頑張っていこうと心新たです。
これからも、よろしくお願いいたします!

2024年2月17日

小林勝哉社会保険労務士事務所 代表
特定社会保険労務士 小林勝哉

(参考)

EUが掲げる理念の礎となったパン・ヨーロッパ思想と運動 駐日欧州連合(EU) 代表部

EUが掲げる理念の礎となったパン・ヨーロッパ思想と運動

クーデンホーフ=カレルギーとの対談 松下幸之助

・「リヒャルト・クーデンホフ=カレルギーとそのヨーロッパ統一構想」 チェコセンター東京

史跡 クーデンホーフ光子 居住の地
この地には、初めて西洋の貴族と結婚した日本女性であるクーデンホーフ光子〔青山みつ〕(一八七四~一九四一)が、明治二十九年(一八九六)に渡欧するまで住んでいた。
光子は、明治七年(一八七四)骨董商と油商を営んでいた青山喜八と妻つねの三女として生まれた。東京に赴任していたオーストリア・ハンガリー帝国代理公使のハインリッヒ・クーデンホーフ・カレルギーと知り合い、明治二十五年(一八九ニ)に国際結婚し、渡欧後は亡くなるまでオーストリアで過ごした。
渡欧までの間、光子と共にこの地で暮らした次男のリヒャルト〔栄次郎〕(一八九四~一九七ニ)は、後に作家・政治家となり、現在のEUの元となる汎ヨーロッパ主義を提唱したことから「EUの父」と呼ばれている。
平成二十五年三月
新宿区

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