■心をつなぐ社会保険労務士として
■心をつなぐ社会保険労務士として
(働き方ブログ)
みなさま、こんにちは。
イギリスの詩人シェリーが歌った「冬来りなば春遠からじ」という言葉を聞かれたことがあると思います。
どんなにつらい冬が続いても、希望をなくさない限り、必ず春が来る。
そんな、ビジネスと人権、そして心をつなぐ社会保険労務士としての思いをご紹介します。
企業の事業活動においては、コアとなる事業領域の取り組みに加え、SDGs、ESGあるいはビジネスと人権といった視点からの取り組みも進んできています。
中でも、セクハラやパワハラなどのハラスメントや不当な差別など、企業で発生する様々な「人権問題」が社会の注目を集め、こうした「人権問題」への対応は、時として、企業の価値に大きく関わる時代となってきているといえるでしょう。
政府としても、2020年10月に「ビジネスと人権」に関する行動計画(2020-2025)が策定されるなど、企業における人権擁護の必要性について社会的な関心も高まっています。
また、2022年9月に「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」が、政府のガイドラインとして決定されました。
当事務所では、人権を学ぶことはは、哲学を学ぶことだと考えます。
そして哲学とともに大事なことは、闘争だと考えます。
たとえ、制度や法律で保障されていても、人権を守る行動を続けなければことばだけで実体が空洞化してしまうものです。
人権は、「一人の人」を大切にし、かけがえのない一人として開花させようとするものです。
反対に、組織に必ず存在する権力は、人間を集団としてとらえて、数字や記号で扱おうとします。
つまり、組織にあっては、どこまでいっても「一人の人を大切にする」人権闘争が欠かせないといえます。
あなたの職場では、ハラスメントなどの人権侵害に対して、責任を持って対応する風土はあるでしょうか。
2022年4月1日から、すべての事業所において、職場におけるパワーハラスメント防止のために、雇用管理上必要な措置を講じることが事業主の義務となっています。
当事務所では、安心してご相談いただけるEAP(外部相談窓口)としてハラスメント外部相談窓口&何でも相談窓口を定額でご提供しております。
また、2年間にわたり全国の中小企業の社員や人事担当の皆様からのハラスメントのご相談に対応してきた経験を活かし、社員の笑顔溢れる職場づくりをご支援させていただきます。
さて、2月13日は「世界ラジオデー」です。
1946年2月13日、「国際連合放送」が創立されたことを記念して、UNESCO(国際連合教育科学文化機関)が制定しました。
インターネットラジオ「radiko(ラジコ)」の月間利用者数は900万人を突破しました。
コロナ禍で人との距離を置く毎日が続く中で、孤独やストレスを感じた時、ラジオは“寄り添う力”になってくれます。
ラジオ番組の進行役はパーソナリティー、聴き手はリスナーと呼ばれます。
ラジオは音声だけのシンプルな素材ですが、研ぎ澄まされた思いが直接届いていくものです。
私たち社会保険労務士も、どこまでも一人に寄り添う「パーソナリティー」となり、社員の笑顔あふれる職場づくりへ「心をつなぐ社会保険労務士」となっていきたいと願っています。
そして、「人を大切にする企業づくり」の視点から、社員の定着と持続可能な事業の発展に貢献できる存在でありたいと願っています。
全国社会保険労務士会連合会でも、スローガン「Beyond CORONA with You」を定めており、「働きがい改革」、「一人ひとりが働きやすい環境づくり」、「より前向きにはたらきたいと思える職場づくり」を進めて行くこととしています。
当事務所では、経営理念として「一人を大切に、地域に社会に勇気と希望を!」を掲げて活動しております。
生き生きとした社員の皆様の笑顔のために、経営者の皆様のよきパートナーとして、当事務所を大いにご活用ください。
2023年2月16日
小林勝哉社会保険労務士事務所 代表
特定社会保険労務士 小林勝哉
(参考)
・イギリスの詩人シェリーが歌った「冬来りなば春遠からじ」
・責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン