■困難な時だからこそ形だけでなく心を
■困難な時だからこそ形だけでなく心を
(働き方ブログ)
みなさま、こんにちは。
新型コロナウィルス感染症の影響で、これまでと同じ形での事業活動が困難となっています。
だからこそ形を変えるだけでなく、そこに通う社員一人一人をつなぐ心を大切に事業を進めていくことが大切ではないでしょうか。
日本舞踏の世界は伝統芸術の世界であり、世代を超えて文化を受け継いでいくうえで大事なのは心です。
そんな日本舞踏の世界に、形だけでない心の大切さを、学んでみたいと思います。
日本の習い事は礼に始まり礼に終わります。
お稽古の前と後、正座をして頭を下げますが、その際、お扇子を膝の前に置きます。
それは、相手の師匠や先輩や仲間と、自分との間に、きちんと一線を引くということです。
「どうか教えてください」と気持ちを込めてお願いする。
その心に「では、教えましょう」と応じてくださる。
そういう、けじめをつける機会、形と心が一致する瞬間を大切さは、いまも昔もかわりません。
テレワークが中心の勤務形態となって長い時間が経過すると、朝の爽やかな挨拶がないことが当たり前になってしまうこともあります。
また、職場とちがい目の前での仕事ぶりが先輩や同僚から見えないからと、時間にーズになったり服装がだらしなくなったりすることもあります。
困難な時だからこそ、伝統芸術の世界のように、形から入りそこに通う大切な心を自分自身でも確認してみてはいかがでしょうか。
朝のひと時に一呼吸きゅっと気持ちを引き締めて、チームミーティングなどで朝の爽やかな挨拶の声掛けをしてみると、相手の先輩や同僚に思わぬ感動の心が広がることでしょう。
当事務所では、テレワーク時代の職場のコミュニケーション能力の開発に必要な研修のお手伝いもさせていただいております。
お気軽にご相談ください。
2021年5月31日
小林勝哉社会保険労務士事務所 代表 社会保険労務士 小林勝哉
(参考)
・日本舞踊のお辞儀が表す心 Blogから
・なぜ扇子を前において挨拶するのか Blogから
・日本舞踊のお扇子について Blogから
・爽やかな挨拶のコツ Blogから
・【男性編】好きなあいさつ ランキング マイナビ2013
・【女性編】好きなあいさつ ランキング マイナビ2013