■がん治療と仕事の両立へアピアランス(外見)ケアの充実を
■がん治療と仕事の両立へアピアランス(外見)ケアの充実を
(働き方ブログ)
みなさま、こんにちは。
人生100年時代の現代では、老いに伴って病気になることは当たり前です。
病気の治療をしながら、社会参加の使命の人生を歩んでいける時代が求められています。
そのため厚生労働省では、仕事と治療の両立支援に向けて、さまざまな取り組みを進めています。
ここでは、がん治療と仕事の両立支援への一つの取り組みである、アピアランス(外見)ケアについて見てみましょう。
がん治療では、抗がん剤治療などで髪が抜けたり脱色や爪の変形など、外見の変化が気になり落ち込みがちです。
そこで、厚生労働省ではウィッグ(かつら)の使用や、爪の手入れ、スキンケアなどで、外見の変化に伴う苦痛を和らげるアピアランス(外見)ケアの全国展開をめざし、2023年度は医療機関にアピアランス(外見)ケアの専門的な相談窓口を設置するモデル事業を行う方針です。2023年度予算の概算要求に「アピランス(外見)支援モデル事業」(2,600万円)を計上しました。
これにより、がん診療連携拠点病院などに、研修を受けた医療従事者を置いた専門的な相談窓口が設置できるようになり、治療や副作用などの情報提供をはじめ、必要に応じて他の医療機関との連携も行えるようになります。
自治体でも、東京都港区では相談サロンを開催したり、神奈川県横浜市ではアピアランスケアリーフレットを配布するなど、独自の取り組みも進んできています。
当事務所は、労働者健康安全機構 両立支援コーディネーターとして活動しています。
これからも、人生100年時代にいきいきと社会参加の使命の人生を歩んでいけるよう、仕事と治療の両立支援に向けて、さまざまなご支援を行ってまいります。
どうぞお気軽にご相談ください。
2022年11月20日
小林勝哉社会保険労務士事務所 代表
特定社会保険労務士 小林勝哉
(参考)
・仕事と治療の両立支援 – 厚生労働省
・がん患者・経験者の治療と仕事の 両立支援施策の現状について 厚生労働省
・アピアランス(外見)ケアとは 国立がん研究センター
・アピアランスケアリーフレット 横浜市×国立がん研究センターアピアランス支援センター
・仕事とがん治療の両立お役立ちノート 国立がん研究センター
・がん治療と就労の両立支援度チェックと改善ヒント 国立がん研究センター
・がん患者の治療と仕事の両立支援のための企業向け研修用教材 東京都福祉保健局
https://www.youtube.com/watch?v=wcqG94fhVr0
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